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夢枕獏の文体のガイドライン

1 :水先案名無い人:2005/06/08(水) 23:51:04 ID:HdWJfha90
すぐにスレを立てた。
拳。
拳。
肘。
足。
肘。
踵。
指。
拳。
みごとな攻撃であった。

関連スレ
夢枕獏×板垣恵介【餓狼伝】23 板垣シェーダ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1115364612/l50
【放置プレイ】夢枕獏 巻之五【続行中】
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376 :水先案名無い人:2005/07/03(日) 11:57:28 ID:N31gKBYN0
「それが、困ったのだよ」

無重力状態――――
その状況下では、ボールペンはその機能を果たせなったのだ。
NASA研究員である男は、そのことを説明していたのだった。

「それで、無重力ではボールペンは役に立たないと、いつ――――」
男は静かに呟くように訊ねた。

「分かったのは、宇宙飛行士を送り込んでからなのだよ」

恐ろしいほどの、沈黙があった。

「10年――――」
「120億ドル――――」

「――――!?」

沈黙を破ったのは、とつもない歳月と金額を示す言葉であった。

「無重力状態で使えるボールペン開発の歳月と開発費だ」
「NASAの知る、あらゆる技術を駆使した」
「それでも尚、10年であり120億なのだよ――――」

「たまりませんね――――」
「たまらぬなぁ」

金木犀の香りが、闇夜に溶け込んでいた。


377 :水先案名無い人:2005/07/03(日) 11:58:06 ID:N31gKBYN0
「しかし――――」
NASA研究員は言葉を続ける。
「金や歳月の問題ではなかろうよ」

無重力であろうと――――
水中であろうと――――
氷点下であろうと――――
摂氏300度であうと――――

それは、状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンであった。
このボールペンこそが最強あると。

しかし、一方ロシアにおいては、全く別のシステムによるアプローチがされていた。


それは、「鉛筆」であった――――

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