2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

夢枕獏の文体のガイドライン

496 :水先案名無い人:2005/07/13(水) 21:28:16 ID:UX3MW+hs0
満席だった。
ふと前方を見ると、物憂げに婆さんが自分の前に立っている。
年にすると自分のおふくろの年ぐらいだろう。
しかし一体何か――
そうか――
これは俺の席を催促しているのだな。
いいだろう。
くれてやるか――
無言で席を立つ。
しかし婆さんは意外なことを口にした。

「いや、そんなに年をとっていないから席はいらん。」

この婆あは一体何を言っているのか――
俺の好意を無駄にするというのか。
糞。
負けじとこう言う。

「年寄りに席をゆずってるんじゃないよう。レディーファーストだろうがよ――」

しばらくの間があって、婆さんは無言でその席に座った。
腹の底から哂いがこみあがってきた。
婆あの顔をよく見ると、恥ずかしそうに顔を赤くしているではないか。
なかなか可愛い所があるものだ、と思うと、萌えた。
そして

勃起した。


398 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)