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夢枕獏の文体のガイドライン

1 :水先案名無い人:2005/06/08(水) 23:51:04 ID:HdWJfha90
すぐにスレを立てた。
拳。
拳。
肘。
足。
肘。
踵。
指。
拳。
みごとな攻撃であった。

関連スレ
夢枕獏×板垣恵介【餓狼伝】23 板垣シェーダ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1115364612/l50
【放置プレイ】夢枕獏 巻之五【続行中】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1106812422/l50

567 :1/2:2005/07/16(土) 19:54:19 ID:eLf5c8o90
実話である。

チャーシューメンを注文した。
海岸沿いのさびれた海の家で、である。
こんな所で本当にラーメンが食べられるのか。
それが本音であった――。
味の期待よりも興味本意で注文した。
それが理由だった――。
やがて商売っ気のない婆さんがラーメンを運んできた。

568 :2/2:2005/07/16(土) 19:56:33 ID:eLf5c8o90
「ぬわっ!?」
自分は正気を疑った。
まずは自分の正気を、である。
自分が狂っていないことを確認できた後、婆あの正気を疑った。
ラーメンである。
あの――あのインスタントのチキンラーメンがみすぼらしい器に入って運ばれてきたのである――
そしてチャーシュー。
これがチャーシューと言えるのか――
申し訳なさそうにどんぶりの端に乗っていたのは薄いハムであった。
しかも一枚である。
メニュー表にもう一度、目を走らせる。
ラーメンは500円。
チャーシューメンは600円。
はたしてこの薄いハムに100円の価値があるのか――
いや――問題はそんな事ではない。
インスタントのラーメンを食堂で販売することが問題なのだ。

本来であるなら店の婆あにつかみかかり抗議をする所であったが、
元来ヒキオタで内気である俺は、とてもそんな勇気を持ち合わせてはいなかった――
騙されたことをあきらめラーメンに箸を通す。
混乱と憤りのスパイスで味付けされたラーメンは
実に懐かしい――家庭の味がした――


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