2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

夢枕獏の文体のガイドライン

855 :水先案名無い人:2005/08/21(日) 17:40:55 ID:JTAmgO0r0
「姫川よう――」
すうっと目を細め象山が呟く。
「そろそろ、よ。頃合じゃねえのかい?」
「何の事です。」
「時期と言ってもいい――もうここら辺でよう、こう、な。」
象山の瞳が潤んでいる。
上気した、その頬の赤らみさえもが太かった。
「ですから、何の時期ですか、と聞いているのですよ。」
「おいおい。おめえにまでそんな事を言われちまったらよう。泣いちまうぜおいら――」
赤い唇に切れるような笑みを浮かべ、姫川は更に続ける。
「そんな事を言われても困ってしまいますよ私は。どうして欲しいのか、はっきりと仰って下さらないと。」
「酷な事を言うねえ。このおいらにそんな恥ずかしい事を言えって言うのかい?」
「おや、恥ずかしい事をして欲しかったのですか?」
「よせやいよせやい。こんな所を伊達なんぞに見られちまったらよ、おいらこれからどんな面で町を歩きゃあいいんだい、え?」
「フフ、仕様の無いお人だ――ふしゅつ!」
間合いを詰めた。
ころりとした尻丘をむんずと掴む。
象山の野太い尻穴が物欲しそうにひくついている。
どうしたい。おいらは早く一杯にして欲しくってこんな風になっちまっているんだぜ――
尻穴が語りかけてきているかのようであった。
「可愛いお人だ――」
ぬぶり。
「ぬわわわっ!」
ペニスではない。
指である。
「あひゃらららららら!」
金木犀の香りが館長室に溢れ出す。まだ夜は、これからである――


398 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)